岩手県山田町は、陸中海岸のほぼまん中にある町。湖のように穏やかな山田湾と、そこで養殖されている牡蠣・ホタテが名物です。
山田湾を養殖に最適な海にしているのが、背後にある山々とそこから流れる川。自然の恵みあふれるやまだは、海と山両方の自然とグルメを楽しめる、旅好き、アウトドア好き、登山好き、おいしいもん好きにはたらない町なのです。
そんなにすごいのに、なぜか山田町の知名度はとても低い!
そのわけは、アクセスがとっても不便だから。東京駅から朝一の新幹線「はやぶさ」に乗り、盛岡から直通バスに乗ったとしても、到着は13時頃。最も乗り継ぎのよいルートでも、約6時間半もかかるのです。
けれども、「なかなか行くことができないのも魅力のひとつなのだ」「観光地として超穴場! レア感たっぷり!」「本物の旅好きの旅心をくすぐるよ」と、山田町民は、開き直って勝手に思っています。
「なんか良さそう」「おもしろそう」と少しでも感じたあなた、どうぞ一度やまだへお越しください。訛りはちょっと(いや、相当!?)あるけれど、楽しいやまだでの時間を全力でご提供いたします。
山田町といえば、まずは海! 三陸では珍しい「海の十和田湖」と呼ばれる穏やかで風光明媚な山田湾と、三陸らしい荒波とダイナミックな断崖絶壁の風景が見られる船越湾に面しています。
とくに、牡蠣やホタテの養殖棚が浮かぶ山田湾には、「オランダ島」(大島)と小島という、2つの無人島が浮かんでいて、まるで絵葉書のような風景です。現在、オランダ島には、シーカヤックや船で行くことができます。湾口が狭く波がほとんどないため、シーカヤックは初心者でも楽しむことができ、船での体験でも、船酔いしやすい方が大丈夫だったということが多いようです。
街や里山のエリアでも、語り部さんがご案内する震災ガイド&街歩き、やまだの特産グルメの手づくり体験、農産物の収穫体験等、さまざまなプログラムをご用意しています。
やまだの人々と交流しながら、やまだを満喫できるよう、創意工夫をしていますので、ぜひ参加してみてください。