大ヒットアニメ映画「すずめの戸締まり」に登場する駅は山田にある!
主人公の生まれ故郷のモデルとなった場所を紹介します。
日本を始め、世界中でヒットしている新海 誠 監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり(英題:Suzume)』。
作品は、日本各地を舞台に、“災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語”(引用:「すずめの戸締まり」公式サイト)となっていますが、主人公・鈴芽(すずめ)の生まれ故郷のモデルとして、山田町や三陸沿岸の近隣エリアと思われる風景が描かれています。
旅を通じての少女の葛藤や成長に感動された方は多いはず。ぜひ、山田町を訪れて、映画の世界観や、監督の想いに触れてみるのはいかがでしょうか?また、三陸・山田への「聖地巡礼の旅」を通じて、あなた自身の新たな「扉」を開くきっかけとなるかもしれません。皆様のお越しをお待ちしております。
【注意事項】
※以下、映画のネタバレに関わる紹介も一部ありますので、ぜひ映画をご覧になってから本ページをご覧ください。
※本ページで紹介する場所は、映画鑑賞の記憶を元に山田町観光協会が推測でご紹介する内容となります。予めご了承ください。
舞台モデル① 三陸鉄道・織笠駅
聖地巡礼スポットにもなっている小さな無人駅。
物語の終盤に登場する、山田町織笠地区にある三陸鉄道の小さな無人駅です。2011年の東日本大震災による津波で大きな被害を受けた旧駅から移転し新築されました。外観が特長的で、映像の中で駅名も見えるので気付かれる方も多いかもしれません。
こちらは映画公開当初から「聖地巡礼スポット」として話題となり、駅の待合室には映画のポスターやグッズ、交流ノートも設置されています(2023年3月現在)。
また、物語では駅と一緒に地元を走る三陸鉄道も登場しますので、この機会に乗車して訪れるのもおすすめです。
●参考サイト/三陸鉄道
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織笠駅 MAP
舞台モデル② 織笠川水門
物語の後半に登場する印象的な水門。
春にはアサリが採れ、秋には鮭が遡上する山田を代表する河川・織笠川。その河口付近に架かる国道45号線・織笠大橋から上流側に見える大きな建造物が織笠川水門です。東日本大震災後に新設された防潮のための水門です。
織笠駅から車で約3分の距離ですが、周辺は現在震災復興工事が行われており、工事車両も多く走っていますので、写真撮影等で訪れる際は遠くから眺めるのをおすすめします。また、織笠大橋は歩道はありません。交通量も多いので、橋上での停車や撮影は大変危険ですのでご遠慮ください。
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織笠川水門 MAP
舞台モデル③ 山田湾防潮堤
震災後に新設された巨大防潮堤。
物語後半、主人公・すずめは、車に乗せられ岩手三陸沿岸の生まれ故郷を目指します。その途中で見えるのが、巨大な防潮堤です。
三陸沿岸では、東日本大震災後、各地で巨大な防潮堤を再建、新設していますが、このように巨大な壁のような直立型の防潮堤はそれほど多くないと思われ、地元住民が映画を見ると、町内の防潮堤に似ていると思われるみたいです。(ただし、公式発表等で特定されているわけではないので推測です)
このような防潮堤は山田町中心部や山田湾周辺等で見られ、実際に近くで見るとそのスケールに圧倒されると共に、その向こうに広がる「見えない海」に自然の驚異も感じさせる不思議な場所です。
陸中山田駅から徒歩5分
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山田湾防潮堤 MAP
【番外編】山田湾展望広場の“扉”
美しい海を望む場所に、あの扉が登場!
映画公開後、聖地巡礼として織笠駅や水門を見に来るファンが多くいることから、山田町観光協会が、同じ織笠エリアにある「山田湾展望広場」に物語の中で何度も出てくる“扉”を再現して設置しました。
映画の中で登場する舞台モデルの場所ではありませんが、そのリアルな再現性と、山田湾の美しい風景とのマッチに、聖地巡礼で訪れた作品ファンの方にも、観光ビュースポットとして好評をいただいています。
実際に“扉”は開閉できますので、物語の登場人物になった気持ちでぜひ撮影していってください。
陸中織笠駅から徒歩12分、駐車スペースあり
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山田湾展望広場 MAP